2011年127杯目 東海つけ麺祭③ 『AKW48』

催事情報

催事会場 ポートメッセなごや
住所 名古屋市港区金城ふ頭2-2
電話番号 052-398-1771
営業時間 10:00~20:00
開催日 2011年4月30日~5月1日
駐車場 あり

本日の1杯

メニュー名 AKW48 肉つけ麺みぞれ仕立て
価格 750円
見た目 イベント容器なのに盛り付けが整ってて綺麗ですね
つけ汁の種類 和風醤油
麺の種類 中太ストレート(平打ち)
具の種類 ネギ・メンマ・大根おろし・刻み海苔・豚肉

感想

去る4月30日~5月1日に開催されたマンモスフリーマーケット。
東海地区最大級のフリマイベントで、県外からも多く人が訪れます。
ゴールデンウィークなので来場者も多数あり、人気のイベントです。
主催はテレビ愛知で、そのイベント内で行われた【東海つけ麺祭 2011】。
会場はポートメッセなごや3号館を利用しており、出店は7ブース。
そのレポートを7日間かけて紹介していきたいと思います。
3杯目は【AKW48】をご紹介致します。
それではいただきます。

つけ汁は、前回と同じく和風の仕上がりになっています。
このブースも3店舗のコラボレーションで参加されていました。
愛知の三位一体のデルタアタックは一体如何なるモノか!?
名古屋市中区を司る歴戦の重鎮こと【麺家 喜多楽】。
名古屋市守山区の拉麺界の猛虎こと【らーめん専門店 和田屋】。
春日井に燦然と輝く神秘の至宝こと【らぅめん考房 ありがた屋】。
今回も異名を付けてみましたが、この魂のコラボは奇跡的!
コラボ名の「AKW48」はそれぞれの頭文字をとってだとは思います。
某アイドルグループ的なタイトルか、はたまたカラシニコフ!?
愛知のスペシャリストが、力の限り我武者羅にパワーを注ぎます。
敢えてあっさり系を打ち出して推参したのは、意図があっての事でしょう。
現在のつけ麺業界では王道であるが故に、濃厚魚介豚骨が跋扈しています。
ともすれば、つけ麺縛りのこのイベントなら被るのは避けられないと踏んだのでしょう。
ですから、それに相反したあっさり系での挑戦に踏み切ったと言えます。
和風の出汁が全体像を構築し、ぼんやりさせずギュっと引き締まった味わい。
単に清湯だの淡麗だのという言葉では片付けられない見事なつけ汁です。
王道ならば主に甘味・辛味・酸味で出来ていますが、それとは全くの別物。
出汁と醤油で味わうタイプで、和テイストの持つ心地好いキレを楽しめます。

麺は、茹で時間が短く提供も混雑の割にはスピーディーに行われました。
つけ麺ですから茹で時間が掛かるのは仕方ないと覚悟していました。
しかし、どの様なカラクリを使ったか分かりませんが兎に角早い!
他のブースと比較してもダントツに早くて、まるで魔法でもかけたかの様です。
厨房だって店舗とは勝手が違いますし、火力だって弱いハズです。
この3人の大将が作るから手際が良いのは分かりますが、本当に不思議です。
なのに茹でムラなどあろうはずも無く、ただひたすらにパーフェクト。
引き締まったツヤツヤの麺肌に軽快な喉越しで非常に箸が進みます。
つけ汁はサラサラでも、平打ち麺ですからリフトも問題無し。
太さも適度でプルッとした弾む様な食感も堪らないですね♪

具材は、隠し味に大根おろしを使用しているそうです。
それがあっさり感に拍車を掛け、ネギで更に涼感をサポート。
大根おろしが入るつけ汁は、何処かポン酢風でこれも新しい要素。
甘いタレで煮たという豚バラ肉は、大根おろしの力でビックリするほどサッパリ。
全体的には軽めに仕上げてありつつも、肉で食べ応えを与えるあたりがワザあり!
肉でちゃんと物足りなさが無い様にしてくれてますね。
チャーシューだと脂が白く凝固するので、豚バラ肉を使うのもポイントです。

説明書きには、子供からお年寄りまで幅広く食べれると表記されていました。
様々な客層が訪れるイベントにて、全方位に対応出来る懐の深さ。
確かにこの味わいなら世代関係なく誰でも美味しく召し上がれると思います。
熱の篭った屋内のイベント会場だったので、この味がベストでした♪
三者三様の良さがとても上手く表現されていたこの珠玉の1杯。
大変美味しゅうございましたので、更に食欲が増しました(笑)
次回へ続く。

ありがとうございました

ではでは皆様、また次回の更新でお会いしましょう!
その時まではも・ち・ろ・ん・・・トーーランキーーロ!!あーーっせんなよ!!
アディオス!

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