催事情報
催事会場 | ポートメッセなごや |
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住所 | 名古屋市港区金城ふ頭2-2 |
電話番号 | 052-398-1771 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
開催日 | 2011年4月30日~5月1日 |
駐車場 | あり |
本日の1杯
メニュー名 | 麺屋 はなび 和風つけそば |
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価格 | 750円 |
見た目 | つけ汁に至るまでしっかり彩り豊かに仕上げてあります |
つけ汁の種類 | 和風醤油 |
麺の種類 | 中太ストレート |
具の種類 | ネギ・鶏肉・魚粉・豆腐・糸唐辛子・一味唐辛子 |
感想
去る4月30日~5月1日に開催されたマンモスフリーマーケット。
東海地区最大級のフリマイベントで、県外からも多く人が訪れます。
ゴールデンウィークなので来場者も多数あり、人気のイベントです。
主催はテレビ愛知で、そのイベント内で行われた【東海つけ麺祭 2011】。
会場はポートメッセなごや3号館を利用しており、出店は7ブース。
そのレポートを7日間かけて紹介していきたいと思います。
5杯目は【麺屋 はなび】をご紹介致します。
テレビなどでラーメン特集があれば高確率で登場するこのお店。
その他のメディアにも露出が多いので、ラヲタ以外の方にも知名度が高いです。
店舗も裏通りの分かりにくい場所にあるのにいつも大混雑してます。
中華料理出身の経歴を持った大将の新山氏。
20代という若さで独立し、2008年のオープンからまだ3年足らず。
しかし、愛知ラーメン界でその名を知らぬ者はいない程の有名店に成長。
その若き天才が放つ渾身の1杯がこのつけ麺です。
更に今回のイベントは鉄壁の布陣である事を説明しましょう。
昨年開催され好評を博した東海ウォーカー主催の企画「T-1グランプリ」。
創刊15周年を迎えるにあたり、企画に気合が入っているのがヒシヒシ伝わります。
企画内容は、参加する10店の店主の右腕が創作メニューを誕生させる。
それを各店一律500円で提供し腕を競って、投票により1位を決めると言うモノ。
店主が作る訳ではないので、優秀な右腕に恵まれなければ参加は不可能となります。
更に良い人材があっても上手く育てなければそうはなりません。
その両方を兼ね備えている店舗のみが参加資格を得られるこの企画。
企画には【はなび】も参加し、参加者では唯一の女性参加者がこのお店。
紅一点で参加出来るのは、男顔負けの実力があるからに他なりませんね。
つまり鉄壁の布陣の理由は、新山大将とこの右腕が揃って参加しているからです。
大将が調理を行い、右腕が接客や呼び込みなどを切り盛り。
元気で若くて可愛らしい上に実力もあるので、本当に素晴らしい人材です。
話が長くなりましたが、本題に入りますね。
それではいただきます。
つけ汁は、実は作るのはほぼ初めてに近いとの事。
それもそのはず、お店のレギュラーメニューにはつけ麺が無いからです。
つけ麺がウリのお店に混ざって、自分がどこまでやれるのか?
敢えてつけ麺に挑んでみたいと、チャレンジスピリッツで殴りこみ!
異名を付けるなら名古屋市中川区の若獅子こと【麺屋 はなび】と言った感じ。
その真っ赤に燃える熱き闘志とは逆に、つけ汁は冷製での提供。
濃い目の出汁をベースに砂糖や味醂などで甘酸っぱく調味。
一味や魚粉で味を調整し、和風出汁と魚介が織り成す味わいに仕上げてあります。
酸味の効いたつけ汁は、さっぱりしていて非常に爽やかな味わい。
つけ麺の物とは思えない様なヘルシーさもあり、これは美味しいですね。
麺は、つけ汁と同じくよく冷えた冷麺仕様。
ツルリとした冷製ならではのスムーズな舌触り。
氷締めされているのか、しっかりと引き締まっています。
コシとハリも十分あり、歯応えや歯触りも申し分ないです。
喉越しもスベる様に滑らかで、全く難がありません。
具材は、チャーシューではなく鶏ササミを使ったのもナイスですね。
ヘルシーさに加えて冷製にも対応出来るのでこれは見事です。
ネギは2種類のモノを使用し、各々の食感と風味が楽しめます。
唐辛子も2種類ですがが少なめな所が脇役らしいですね。
僅かに感じる程度の工夫ですが、これもつけ汁を形作るのに一役買っています。
そして、このつけ麺の最大の特徴であるのが豆腐ペースト。
いわゆる豆腐の白和えですが、胡麻・鰹魚粉・和出汁を使用しています。
これはには3種類の食べ方があり、それをご説明致します。
①:まずは麺をつけ汁に浸けて食べるスタンダードな食べ方。
②:そして麺と豆腐ペーストを絡めて、まぜそばとして食べる。
③:豆腐と絡め、まぜそばにした麺をつけ汁に浸けて食す。
豆腐のペーストによる味の変化もまぜそばとしての食べ方も最高ですね。
これは一粒で三度も美味しく、好きな食べ方が出来るので素晴らしい作品です。
愛知ラーメン界のホープだけあり、創意工夫がなされた何処にも無い1杯。
つけ麺を普段作らないからこそ縛られない自由な発想が生まれたのでしょう。
これで5杯目ですが、意外と和風さっぱりテイストが多いですね。
さぁ、残る2杯は如何なるつけ麺が出てくるでしょうか!?
次回へ続く。
ありがとうございました
ではでは皆様、また次回の更新でお会いしましょう!
その時まではも・ち・ろ・ん・・・トーーランキーーロ!!あーーっせんなよ!!
アディオス!!