2012年127杯目 あま市 『鈴木』

店舗情報

店名 中華そば 鈴木
住所 あま市七宝町徳実郷ノ西43-1(地図)
電話番号 なし
営業時間 11:00~13:50 18:00~20:50
定休日 水曜、第3火曜
駐車場 あり

本日の1杯

メニュー名 中華そば
価格 700円
見た目 もはやシンプル・イズ・ベストの極!
スープの種類 醤油
麺の種類 中細縮れ
具の種類 ネギ・メンマ・ナルト・チャーシュー・ホウレン草・玉子

感想

コチラのお店の大将は、名店と名高い【麺なかの】ご出身との事。
その【麺 なかの】の味を忠実に守り、継承したのがこのお店だそうです。
【麺 なかの】自体には伺った事はありませんが、いずれはリポート致します。
初訪問なので、先ずはその看板メニューを体験してみましょう。
それではいただきます。

スープは、澄んだスープは数あれどここまでクリアなスープは希少。
まるで丼の底まで見通せるかの様な透明度ですが、ほんのり琥珀色をしています。
見た感じは油分が殆ど見られず、まさに淡麗系といった装いですね。
口に含んでみると、見た目の印象そのままに軽やかな味わい。
ともすれば薄いと感じてしまいそうですが、そこは全否定しておきましょう。
何故ならば、荒節と枯節の2種類で構成された鰹節の出汁感。
そして丸鶏の旨味で、しっかり組み立てられているからです。
うどんの様な淡くサッパリした飲み口ですが、それだけにさせないのが鶏の存在。
コクや甘味を含んでラーメンらしさを演出し、それでいて上品でもあります。
後味も軽快で、食べ終わった後もスッキリしているのが良いですね。

麺は、【林製麺】ブランドの中細の縮れ麺。
概ねストレートに近いですが、やや縮れているので縮れ麺としておきましょう(笑)
驚いたのはスープに負けじと、麺の色も透明感があるところ。
そのビジュアルは、何処か韓国冷麺の麺を連想させます。
しかし、韓国冷麺のみたいにゴムの様な食感とは全くの別物。
実に中華そばらしくコシがあってシコシコした食感で喉越しも抜群。
どちらかと言えば和風のスープなので、うどんや蕎麦を食べてる感覚。
近いモノで例えるなら、うどん屋さんの中華そばっぽいイメージです。

具材は、透明なスープと麺も相まってか実に美しい。
ホウレン草の緑色に、玉子の黄色に、ナルトのピンクの模様。
それはまるで一枚の絵みたいですが、まさにラーメンらしい見た目でもあります。
切り揃えられたサイズ感も含め、トッピングの1つ1つにも隙が無いですね。
脂身が少なく赤身中心なのに柔らかいチャーシューは、あっさした味わい。
余分な脂でスープを汚さない配慮も素晴らしく、されど肉の旨味は十分。
ハーフカットされたホコホコ完熟茹で玉子は、敢えて半熟煮玉子でないのが小憎らしい。
これもチャーシューと同様に、スープの味を濁さない為でしょうね。
メンマのコリっとした食感やホウレン草のシャキッと感も見逃せません。

近年では、ガッツリ系やまぜそばや濃厚ラーメンが主流になりつつあります。
そういった類が好きな方には味が薄いと感じてしまうかも知れません。
が、こういった無化調で誤魔化しの無い1杯が好きな方には堪らない1杯です。
私はどちらもイケるバイプレーヤーですから問題無いですけどね(笑)

ありがとうございました

ではでは皆様、また次回の更新でお会いしましょう!
その時まではも・ち・ろ・ん・・・トーーランキーーロ!!あーーっせんなよ!!
アディオス!!

 

中華そば 鈴木 弥富店ラーメン / 弥富駅

夜総合点★★★★★ 5.0

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