2012年33杯目 武豊町 『一八』

店舗情報

店名 麺屋 一八
住所 知多郡武豊町鹿ノ子田2-60 (地図)
電話番号 0569-73-2484
営業時間 平日  11:00~14:30 17:30~21:45
土日祝 10:30~15:30 17:00~21:15
定休日 月曜の夜、火曜の夜
駐車場 あり

本日の1杯

メニュー名 梅しそ鶏冷しらぁ麺
価格 860円
見た目 レモンの黄色や梅肉の赤が華やかで美しいですね~
スープの種類
麺の種類 細縮れ
具の種類 ミンチ・レモン・オクラ・山クラゲ・白髪ネギ・梅肉・胡瓜・紫蘇

感想

近頃は冷製ラーメンの記事が頻繁に登場しています。
今回も冷やしの記事ですが、こればっかり食べてるとガンガンに冷えますね。
オーロラエクスキューションを食らったのと同じ状態になります(笑)
そして冷やしと言えば、【一八】を食べなきゃ語れないでしょう。
毎年恒例の冷やしは、このお店の夏の定番商品。
そもそもが【一八】を語らずして、愛知ラーメンは語れずと言うレベル。
そんな域に達している【一八】ですから、確実に美味しい1杯が待っています。
入店すると迷わず限定の冷やしの食券を購入し、いざ尋常に勝負!
それではいただきます。

スープは、透明感を帯びた黄金色のスープ。
カキンカキンに冷えており、丼に水滴が滴るほど。
口に含み喉から食道を伝い胃に到るまで、スープが通過してるのが分かります。
梅の酸っぱさと塩加減も、これ以上でもこれ以下でもないギリギリの線。
ボーダーラインを少しでもズレれば変わってくる危うさ。
それを程好い位置に着地させている辺りはまさに職人技です。
この紀州梅に加えて、丸鶏と煮干の旨味を沖縄産の海塩でガッと纏めたそうです。
梅の酸味・鶏の旨味・煮干の苦味が全て融合する事で、至上の味へと昇華しています。

麺は、スープに合わせて製麺された自家製麺。
自家製麺の利点は日毎の気温や湿度によって微調整が効く事。
熟練された技術でスープとの相性を設計し、唯一無二を生み出しています。
さっぱりテイストによく合う絶妙な細さと硬めの食感。
何の引っ掛かりも無くスルスルと喉に吸い込まれ、胃にストレートに落ちていきます。

具材は、見た感じ緑の食材が目立ちますね。
実は梅干が苦手な日本人失格の私ですが、今回はその一線を越えます!
食べてみましたが、梅肉なら崩してスープに馴染ませれるので大丈夫でした。
オクラのネバネバ&キュウリのポリポリ&山クラゲのコリコリの食感も見逃せない。
紫蘇の葉特有のすーっとくる感じは、麺を包んで食べると同時に味わえます。
鶏団子を解した様な大粒の鶏ミンチは、チャーシューの替わりを担っています。
チャーシューが無くて寂しく感じるどころか、白髪ネギと一緒に大幅な活躍。
逆に鶏ミンチでないと脂が固まる可能性もあるので、これが適切ですね。
途中で絞るレモンは、涼しさを更なる高みへとステップアップさせます。

様々な食材を高尚な物へと高められた様な1杯は、たった1杯で満漢全席にも等しい。
【昭和呈】と近い位置にあるので、是非ともハシゴをオススメしたいです。
両店とも郊外にありながら、知多地区どころか愛知のトップを争う美味しさです。

ありがとうございました

ではでは皆様、また次回の更新でお会いしましょう!
その時まではも・ち・ろ・ん・・・トーーランキーーロ!!あーーっせんなよ!!
アディオス!!

麺屋 一八ラーメン / 青山駅上ゲ駅東成岩駅

昼総合点★★★★★ 5.0

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