2012年64杯目 千種区 『八双』(閉店)

店舗情報

店名 真麺流 八双
住所 名古屋市千種区内山3-20-19 (地図)
電話番号 052-732-8118
営業時間 11:00~14:00 18:00~23:00
定休日 日曜
駐車場 なし

本日の1杯

メニュー名 味噌まぶし麺
価格 850円
見た目 味噌をダイレクトで味わう様な濃い色の味噌ですね
タレの種類 味噌
麺の種類 極太縮れ(平打ち)
具の種類 ネギ・白髪ネギ・白胡麻・黒胡麻・干し海老・韓国海苔・柚子山葵

感想

このお店は、以前記事にした「荒武者」の使用店。
「荒武者サミット」には参加していませんが、使用メニューはあります。
今回のメニューは、とある雑誌に掲載されていました。
それを見て伺ったのですが、このメニューは世にも珍しいひつまぶしスタイル。
まぜそばでひつまぶしとは一体如何なる物なのか?
それではいただきます。

タレは、豆味噌を使用した味噌ダレ。
豆味噌は愛知県では主流の味噌で独特の風味が印象的。
かなり濃い目の味わいで、塩気も強めです。
製造工程は、蒸して潰して球状にした後にこうじ室でこうじを造ります。
そして、長期間熟成させて製品化する手間暇をかけた製法。
豆味噌の提供先は、愛知味噌溜醤油工業共同組合青年部(通称:味醤青年部)。
味噌と醤油の製造メーカー17社で構成される組合だそうです。
味醤青年部の醸造先は、名古屋・尾張・知多・三河と県内の様々な場所。
地域は違えど、力を併せ盛り上げる愛知県民の友情は美しいですね。
その蔵元から豆味噌を厳選して3種類使用し、独自の塩梅でブレンド。
そこに、キムチ・コチュジャン・豆板醤・豚ミンチ・唐辛子を混ぜます。
そのあと火を通して味を調整して完成させた味噌ダレ。
辛い韓国風の味噌テイストに仕上がっており、タレだけでも美味しいです。

麺は、かなり極太で風味にも存在感があります。
味噌ダレを豪快に麺に絡めますが、タレの味に負けないパワフルな麺です。
よく絡まりますので、味噌ダレの味と麺の風味を一緒に堪能出来ます。

具材は、トッピングと言うよりも薬味と言った方が良いですね。
薬味は4種類あり、ネギは口当たりに清涼感を与えてくれます。
干し海老は特有の香ばしさを出し、味の変化にはコレが一番効果的でした。
韓国海苔は味噌ダレのテイストと相性が良く、ごま油と塩気がイイ香り。
柚子山葵は初めての感覚で、スースーする感覚とツーンとくる感じ。
これは少量でも味を変貌させる力があります。
新日本プロレスの飯塚選手が、ヒールに転向した位の化けっぷりですね(笑)

最後に鶏の尻肉(ボンジリ)からとった鶏ガラスープを注ぎます。
そう、ひつまぶしと言うのは、スープを注いでラーメンとして食べるからですね。
スープを注ぐとあっさりに激変し、サラッといただけます。
例えるなら、バック・トゥ・ザ・フューチャーのビフ並みの変わり様です(笑)
愛知名物の味噌とひつまぶし、愛知グルメの良さを活かした創作麺でした。

ではでは皆様、また次回の更新でお会いしましょう!
その時まではも・ち・ろ・ん・・・トーーランキーーロ!!あーーっせんなよ!!
アディオス!!

真麺流 八双ラーメン / 千種駅車道駅今池駅

夜総合点

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