店舗情報
店名 | 桃山商店 本店 |
---|---|
住所 | 豊橋市多米西町2-27-14(地図) |
電話番号 | 0532-66-1424 |
営業時間 | 11:00~翌5:00 |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | あり |
本日の1杯
メニュー名 | 桃山ラーメン |
---|---|
価格 | 730円 |
見た目 | 背脂で作られた上層がかなり厚めですね |
スープの種類 | 醤油 |
麺の種類 | 細ストレート |
具の種類 | ネギ・メンマ・チャーシュー・海苔・背脂 |
感想
この日は、残業が多く終業を迎えたのが午前3時頃。
空腹である事に気付き、現時刻でも営業中の店舗を検索。
夜更けの静寂の中、車窓から風を切る音を聞きつつ目的地へ出発。
海沿いの道、深遠の如き夜の海へ誘おうとする波音は亡者の嘆き。
その波音から耳を塞ぐ様に疾走し、海を抜ければ両脇に聳える山々。
山間から垣間見える明かりは桃源郷か・・・将又・・・。
やがて到着した地は桃源郷ならぬ試練の店舗。
初訪であるが故に未知数、登竜門に見える暖簾を恐る恐る潜った。
歩を進めると、常連と思しき労働者風の男達と視線を交わす。
まるで己の縄張りを守るかの様に鋭い視線を放っている。
それを尻目に少し離れた席へとゆっくり腰を下ろした。
一息入れると品書きを確認し、看板商品であろう物を注文。
注文を終え、窓から仄暗い闇を見つめながら暫し待つ。
やがて卓に届いた商品を目前に静かに箸を割った。
それではいただきます。
スープは、夥しい程の背脂が上層を埋めている。
掬って口に含めばスープの味を感じる間も与えず背脂が口中を覆う。
五里霧中の中で懸命にスープの味を探ろうとした。
しかし、この背脂の量ではまさに暗中模索だった。
僅かにでも味を感じよう試みるが、私の味覚では曖昧模糊。
麺は、啜れど啜れど背脂が纏わり付いてくる。
背脂を蜘蛛の巣とするならば、麺は巣に囚われた虫螻の様だ。
そして咀嚼を楽しむ余地が絶無な程に柔らかい麺にも驚かされた。
しかし、その柔らかい筈の麺に妙な重量感を覚えたのは気のせいではない。
圧し掛かる重量感には思わず箸を止めてしまう程だった。
危うく意欲的に綴る筈の原動力が湧かず作業になりかけた。
具材は、何をどう言い表せば適切なのであろうか。
卑しい身分の私の経験地では皆目見当が付かない。
経験不足を埋め、アイデンティティーある感想を綴れる様に邁進したい。
卓上のニンニクは何時から其処に置かれているか不明である。
ニンニクを入れる事を薦めてあったが翌日の職務に差し支えるため回避した。
夜明け前、数刻で朝日が昇るであろう時刻に店を後にした。
徐々に射す朝日を眺めながら家路を辿った。
そして帰宅した頃には次の朝が始まっていた・・・。
てな訳で、今回は小説風の文章でおふざけしてみました(笑)
ではでは皆様、また次回の更新でお会いしましょう!
その時まではも・ち・ろ・ん・・・トーーランキーーロ!!あーーっせんなよ!!
アディオス!!
夜総合点–