2019年8杯目 豊橋市 『竜笑』

『ラーメン 竜笑』

ラーメン 竜笑(橋本真也)引退試合 DDT(デラックス・デカ盛り・タワー)ラーメン 980円

豊橋市柱二番町146

0532-37-2231

11:30~14:00 18:00~23:00

水曜 休

駐車場あり

見た目:この盛りでこの価格は、プライスの破壊王ですね

具:ネギ・ミンチ・モヤシ・キャベツ・ニンニク・ローストビーフ・ローストポーク・唐揚げ・唐辛子

麺:太ストレート(平打ち)

スープ:台湾

感想:【Oi!ラーメン企画 第9弾】の8杯目。
豊橋市の【ラーメン 竜笑】をご紹介します。
今回の出場選手は、岐阜県出身の橋本真也選手です。
闘魂三銃士の一人で、蝶野正洋選手や武藤敬司選手と共に活躍した橋本選手。
三人の中では一番体重があり、130kgを超える巨体は日本人では稀有。
もちろん三者三様の魅力がありましたが、攻撃の重さは随一でした。
破壊王や爆殺シューターの異名を取り、蹴りを主体としたファイトスタイルでファンを魅了。
ミスターIWGPとして活躍していた頃の連続防衛回数は9度で歴代4位。
通算防衛回数は、棚橋選手とオカダ選手に続く歴代3位の記録を持っています。
UWFとの因縁対決では、外敵の高田選手に奪われて初めて流出してしまった至宝。
それを奪い返したのが橋本選手で、当時はそれを4月末に東京ドームでやりましたからね。
ゴールデンウィーク期間とはいえ、しかも野球のシーズン中に6万5000人の動員ですよ!?
如何に当時の新日本プロレスが人気を誇っていたのかが分かりますよね。
高田選手も好きでしたけど、新日本プロレスファンの私は橋本選手を応援していました。
そりゃあ新日本プロレス代表として橋本選手が闘う訳ですからね。
あの頃は熱狂的なファンも多かったので、団体同士の抗争でファンにまで熱が伝染。
各団体のファン同士でケンカまで起こっていましたから、本当に凄かったです。
しかし、この後に時は流れて今度は新日本プロレス代表だけでなくレスラー代表として矢面へ。
そう、小川直也選手との抗争で、プロレスVS格闘家のどちらが強いか!?となったからです。
あれは新日本プロレスファンだけでなく、他団体のファンもレスラーも注目した抗争でした。
当然私も憎き小川選手を橋本選手が粉々に粉砕してくれる事を信じていました。
その結果は数回対戦し、最後は進退をかけて闘ったものの敗北して引退してしまいます。
今思えば当事者であった橋本選手には、計り知れないプレッシャーがあったでしょう。
一度は引退はしたもののファンの後押しもあって復帰を果たし、その後自身の団体を旗揚げ。
ZERO-ONEを作り、小川選手と和解して組んだりしながら様々な団体で活躍。
が、自ら旗揚げした団体をも内部との確執で退き、最後はフリーのまま40歳の若さで永眠。
訃報を聞いた時は愕然として、信じられなかったのを今でも覚えています。
幾度か会場にも足を運んで観戦し、橋本選手の勇姿を目の当たりにしていただけに悲しかったです。
しかしながら、橋本選手が我々ファンに残した記憶やプロレス界に遺した記録。
これらは永遠に色褪せることなく語り継がれていくでしょう。
そんな橋本選手をリスペクトした1杯が今回の商品です。
それではいただきます。

スープは、怒って紅潮した時の橋本選手の顔色の様な色のスープ。
色や立ち昇る香りから辛いのは容易に想像出来ましたが、口にした瞬間に爆殺ニールレッグラリアット!
こちらがロー・ミドル・ハイと蹴りを散らそうとしましたが、お構いなしですね(笑)
口の中めがけて重くて辛くて痛い一撃が思い切り飛んできました。
刺激的だけど魅力的な味わいで、食べ始めから後半に進むほどに辛さが増していきます。
連続で口に袈裟斬りチョップを叩き込まれて、倒れた所にエルボードロップを落とされる様な感覚です。
ニンニクも爆殺シューターの蹴り並みの破壊力があり、これにより中毒性を生み出しています。
そして辛味やニンニクが表面的には先行しつつも、その裏で出汁がしっかり支えています。
まるで蹴りやパワー殺法に隠れつつも、実は関節技などの基礎も超一流な橋本選手みたいですね。
いやはや、DDT(デストロイでドラマティックなのにタクティクスな)スープでした。

麺は、綺麗に形を整えられたストレートの自家製麺。
写真では伝わりにくいのですが麺量がなかなかトンパチな量です(笑)
舌触りも滑らかで、やや柔らかめの歯応えに心地好い風味。
これが徐々に破壊なくして創造はなし、悪しき古きが滅せねば誕生もなし、時代を開く勇者たれ。
と、白を破壊して赤く染まって誕生した麺を「時は来た!それだけだ・・」と勇者の如く啜ります。
破壊と創造を繰り返しどんどん赤く辛くなる麺は、途中何度か咽せるほど。
非常に、DDT(drasticな量でdeepなスープを拾いながらtangleする)麺でした。

具材は、牛・豚・鶏の闘魂三銃士ならぬ闘魂三獣士を使用しています。
牛はローストビーフで、とろける旨さに水面蹴りを喰らったかの様に面食らいました。
と思ったら即座にSTOの様なジューシーさも来て、まさに肉の刈龍怒!
豚はローストポークで、低温調理の塩梅がかなり絶妙!
高田総統にポークと呼ばれていた橋本選手がオレごと刈れ!と叫んでたので歯で刈りました(笑)
鶏はジューシー唐揚げで、これが何と羽を広げた時のクマゼミくらいの大きさがありました。
少年の様に自由奔放で悪戯好きだった橋本選手が小島選手に仕掛けたあの事件を思い出しました(笑)
DDT(大胆にデコレーションされたトッピング)は、最高に旨かったです♪

DDT(デラックス・デカ盛り・タワー)の名に恥じぬ1杯。
DDT(どえらいデリシャスでとんでもない)1杯。
流石はプロレス界を代表するDDTの使い手である橋本選手、様々なDDTを味わわせてくれました♪
そして満腹&満足で食べ終わり、暖簾をくぐる時には爆勝宣言がかかっていました♪

ありがとうございました

 

 

 

ではでは皆様、また次回の更新でお会いしましょう!
その時まではも・ち・ろ・ん・・・トーーランキーーロ!!あーーっせんなよ!!
アディオス!!

 

ラーブロ

 

竜笑ラーメン / 愛知大学前駅小池駅

夜総合点

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