２０１１年１６１杯目　天白区　『四十』

店舗情報

本日の１杯

感想

天白区には大きな道路が幾つかありますが、この店の近接の道がメイン道路。
東西南北に抜ける道路なので利用者も多いと思います。
そんなメイン道路から、ほんの少し入った場所にあるのがこのお店。
この界隈を多少知る人なら、島田の交差点の所と言えば通じるでしょう。
駐車して入店すると、前客は居なかったのでのんびり券売機の前で吟味。
その中でパワー・オブ・ラーメンという面白い名前のメニューが目を引きました。
どれどれ私の最新型のスカウターでその戦闘力を推し量るとしましょう(笑)
それではいただきます。

スープは、タイトル通り見た目で既に濃度が高いのが分かります。
濃厚な魚介豚骨醤油でドロドロの粘度が豚骨の強さを物語っています。
魚介の風味を感じさせつつも、支配的にさせ過ぎない程度のフレーバー。
そのお陰で渋くなり過ぎず、上手くマイルドに仕上げてあります。
塩分濃度を高くして尖らせていない部分にも巧さを感じさせます。
つけ麺のつけ汁並みに濃いのですが、平面ではなく空間的に味わえるスープでした。

麺は、断面がスクエア状に角張った太麺。
エッジが効いているので、麺にもパワーがあるのがすぐに伝わります。
パワースープ＆パワー麺の組み合わせですから、まさにパワー・オブ・ラーメン！
しっかりと茹で上げられているので、硬さもつけ麺の麺と遜色ない食感。
ゴワンゴワンな風味でパワフルでストロング、スープの絡みも抜群です。
強力でパンチがあって麺も申し分ないですね。

具材は、厚みのあるチャーシューがこれだけ入ってます。
つまりはトッピングもパワフルって事で、パワーに隙が見当たりません。
全体のコッテリ感を良い感じにコントロールするのはネギと玉葱の存在。
ネギが持つ独特のサッパリ感と、生の玉葱の辛味を含んだジャリジャリ食感。
パワーが振り切れて制御不能にならない様にするには必要不可欠と言えるでしょう。
荒ぶって見えますが引き算もお上手で、トッピングで計算してあるとは驚き！

食べ歩きをしていると様々なラーメンに出会いますが、今回も面白かったです。
ラーメンの可能性は無限大と言いますけど、本当にそう思います。
券売機にはつけ麺もありましたので、次回はつけ麺を狙いたいですね。

ではでは皆様、また次回の更新でお会いしましょう！
その時まではも・ち・ろ・ん･･･トーーランキーーロ！！あーーっせんなよ！！
アディオス！！

麺屋　四十 （ラーメン / 塩釜口駅、植田駅（名古屋市営）、八事駅）

夜総合点–