店舗情報
店名 | 麺創 なな家 |
---|---|
住所 | 豊田市松ヶ枝町2-21-2 MOVE 1F (地図) |
電話番号 | 0565-42-2567 |
営業時間 | 11:00~14:00 18:00~21:30 |
定休日 | 月曜 |
駐車場 | あり |
本日の1杯
メニュー名 | Walkerに捧げるブーケ |
---|---|
価格 | 890円 |
見た目 | 氷の様な美しい硝子の器に入った涼しさを醸す一品 |
スープの種類 | 醤油 |
麺の種類 | 中太ストレート(平打ち) |
具の種類 | イクラ・サーモン・チャーシュー・梅肉とろろ・鯛・海苔・玉子・豆苗 |
感想
今回ご紹介するのは、東海ウォーカー創刊15周年を祝う限定麺。
この東海ウォーカーとのコラボ企画ですが、多くの有名店が参加しております。
この企画の限定麺を記事にするのは【華丸】と【華壱】に続いて3軒目。
テーブル席が多いので店内はグループ客も大勢いらっしゃいます。
私も友人達と訪問しましたが、友人を尻目に食事の際は自分のゾーンに入り込む私(笑)
よく冷えたガラスの器を両の腕で持つと、茹だる様な暑さから開放されます。
容器でも涼感を得られますが、更なる涼を求めていざ実食です!!
それではいただきます。
スープは、冷製スープで透明感のある美しい色合いをしています。
一口含めば火照った身体の体温を下げ、極寒の世界へと誘ってくれます。
調理は、鯛のアラで出汁を取る日本料理の技法を用いてるそうです。
鯏や名古屋コーチンも使用し、和風でありながらもしっかりラーメン仕立てな仕上がり。
表面には程良く香味油が浮いており、1つ1つが旨味エキスの塊。
独特ですが爽快感がある香りの油で、冷製スープにピッタリな味わい。
見た目の繊細さからは想像付かないほど厚みがあり、味もハッキリしています。
口当たりはあっさりなのに旨味は濃厚で、中でも濃厚に香るのはの鯛出汁。
生臭くて調理の難しい鯛ですが、流石は一流で際立って旨いです。
臭みを消す効果も含めてか、生姜が優しく香るのも見所でした。
麺は、今回の限定麺に合わせて特別に拵えたという平打ち麺。
それだけにスープにピッタリとハマり、中太だから存在感もバッチリ。
通常の麺を使わず、この限定麺に合う麺を産み出すのは試行錯誤の賜物。
ツヤツヤで光沢を放ち、きめ細かい麺肌を持ちながら力強さもある。
粘りある歯触りに噛み応えのある食感で、硬さやコシを演出。
伸びやハリも含めて、全て兼ね備えた隙の無い麺でした。
具材は、15周年を祝うブーケをトッピングで表現してあります。
冷製ならではの特性を生かした具を勢揃いさせているチョイスにも注目です。
鯛やサーモンの刺身は脂が乗り、スープに浸して食べると旨さも倍増。
プチプチしたイクラも、ちょっと玉子を絡めると塩気と甘味が融合してウマイ!
海苔は、スープを染み込ませて麺をくるんで食べると旨いんだなこれが!
やはり海で育まれた海苔は、同じ海の中に居る鯛出汁とも相性が良いんですね。
梅が苦手な私も難無く食べれたとろろは、酸っぱさを抑えたまろやかな味わい。
苦手なだけに敏感に反応するハズですが、梅を前面に出しすぎてないのが功を奏してます。
冷製でカイワレは安直な発想で、敢えて豆苗を使うのもセンス抜群。
極め付けはレアチャーシューで、脂身が少なくあっさりでとても柔らかい。
それでいて旨味も十分で野性的な臭みも無く至上の逸品でした。
ハッキリ言って、愛知県内では間違いなくトップレベルに属するお店だと思います。
今回もそうですが、お店の一番の特徴は出汁の取り方の上手さ。
大将が日本料理出身だけあって、出汁が基本の日本料理ですからまさに職人技。
そんな完璧な出汁を思う存分味わえて本当に幸せです♪
ありがとうございました
ではでは皆様、また次回の更新でお会いしましょう!
その時まではも・ち・ろ・ん・・・トーーランキーーロ!!あーーっせんなよ!!
アディオス!!
夜総合点★★★★★ 5.0