店舗情報
店名 | 麺家 喜多楽 |
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住所 | 名古屋市中区橘1-28-6 近藤ビル1F(地図) |
電話番号 | 052-332-5515 |
営業時間 | 11:00~14:00(土日祝~14:30) 18:00~22:00 |
定休日 | 月曜 |
駐車場 | なし |
本日の1杯
メニュー名 | 喜多郎 |
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価格 | 390円 |
見た目 | 完成度の高さが一目で分かります |
スープの種類 | 豚骨醤油 |
麺の種類 | 太縮れ |
具の種類 | モヤシ・キャベツ・ニンニク・チャーシュー・背脂 |
感想
この日は、2012年3月9日。
東海麺友会の39ラーメンという企画で1DAY限定で限定麺を提供するとの事。
いや、正確には夜のみ50杯限定なので1DAYにも満たないですね。
そんなハードルの高い限定麺を食べに【喜多楽】を目指しました。
どうやら以前にもこの限定麺は提供された事があるそうです。
その時の行列は凄まじく、あっという間の売り切れだったそうです。
それを聞いていたので、開店時間より随分前から並ぶ事に。
この店を記事にするのは昨年の10月の更新以来。
今回ご一緒させていただくのは先輩ブロガーのしょーろんぽーさんです。
運が良いのか悪いのか、雨天だったので流石に先客は居らず。
が、並びながら外で談笑していると徐々に行列が増え始めました。
開店時間に迫るにつれ増加し、開店の18時になる頃には長蛇の列。
事前に並んでおいてホッとし、期待も最高潮になりいざ入店します。
当然ながら入店と同時に瞬く間に満席になりました。
提供品が一択だったかは定かではありませんが、来客者は全員限定麺を注文。
この価格でこのボリュームに加えて夜のみ50杯なら当たり前でしょうね。
メニューを眺めながら次回訪問時に何を食べるか考えていると提供されました。
それではいただきます。
スープは、白濁というよりも茶濁に近い色合いと言いましょうか。
完璧な乳化に加えてカエシもしっかり効いているのが窺い知れます。
口当たりはトロッとしており、豚骨の旨味と甘味をじっくり味わえる造り。
カエシの塩カドは動物の丸みでカバーし、輪郭をまろやかに仕上げてあります。
コクも十分にあり、美味しすぎてレンゲをなかなか止める事が出来ません。
中毒性があるラーメンの要はスープが旨いのが大前提。
そしてそれだけジャンクでありつつも驚異の飲み易さ。
文字通り【喜多楽】的な二郎インスパイアを実現していました。
麺は、スープに力負けしない太麺を使用しています。
スープがスープだけにガチンと噛み応えのある麺を想像していましたが、否!
もっちりした弾力を備えつつも、やや柔らかめなのが非常に面白い。
風味も甘みがあって噛む度に口いっぱいに広がります。
具材は、二郎インスパイアと言えばこのトッピングですよね。
スタンダードであり適切であり忠実ですが、只の模倣でないのは明白。
今までの経験上でキャベツや野菜が生に近い物も多くありました。
しかし、ココのは十分に茹でてあるので食感も優しい。
茹でる事で甘味を出しつつも素材本来の旨味も損なわず。
丁寧に調理され、食感も量も適度なのが素晴らしい。
背脂はたっぷり入っているのに重みは感じず食べ易い。
そしてPOPの記載どおり、ニンニクとスープの相性が抜群。
ニンニクの山を崩せばガッツリ感が足されて珠玉の味わいに昇華します。
味も旨いし【喜多楽】の二郎だから喜多郎というネーミングも上手い。
今昔志那そばとのテイストとは真逆でしたが、そのギャップが良かったです。
それでいて何処かしら共通項を感じさせる奥深さもありました。
3月9日の語呂合わせでサンキュー価格の390円。
この価格では有り得ないクオリティーでした。
1日だけでは勿体無い美味しさなので、仮に850円でも再販して欲しいですね。
ありがとうございました
ではでは皆様、また次回の更新でお会いしましょう!
その時まではも・ち・ろ・ん・・・トーーランキーーロ!!あーーっせんなよ!!
アディオス!!
夜総合点★★★★★ 5.0