2012年264杯目 第2回東海つけ麺祭③『帰ってきた豚野郎!』

催事情報

チーム名 帰ってきた豚野郎! ~新たな豚を引き連れて~
開催地 ポ-トメッセなごや 3号館 野外特設会場
主催 テレビ愛知
営業時間 10:00~18:00
開催日 2012年4月28日・29日
駐車場 あり

本日の1杯

メニュー名 炒めつけられる黒豚つけ麺!!
価格 800円
見た目 まさに山盛りのマウント富士!!
つけ汁の種類 豚骨醤油
麺の種類 極太縮れ
具の種類 ニラ・ウズラ・メンマ・モヤシ・キャベツ・ニンニク
チャーシュー・背脂・豚肉・唐辛子・黒胡椒

感想

今回から暫くは【東海つけ麺祭】のレポートを記事にしていきます。
このイベントは、去る2012年4月28日・29日に開催されました。
開催地は名古屋市港区の【ポ-トメッセなごや】の野外特設会場。
同時開催のイベントは『マンモスフリーマーケット2012spring』
日本最大級のフリーマーケットで東海地方では知名度も高いイベントです。
多くの来場客があるので愛知県内のラーメン業界の活性化にも直結。
未開拓の客層にも触れる絶好の機会なので素晴らしいイベントだと思います。
開催は3度目で、過去には【東海つけ麺まつり】東海ラーメン祭】を開催。
以前と同様に東海エリアの各有名店舗が参加し、美味しいつけ麺を提供。
イベント用に結成されたコラボチームと屈指の実力を誇る単独店。
参加店舗数は全21店舗で、ブースの数は合計9つあります。
では、それぞれのチームが用意した究極の限定つけ麺をご紹介しましょう。
3杯目にご紹介させていただくのは、チーム【帰ってきた豚野郎!】
先ずは帰ってきたというネーミングの意味背景を説明します。
このチームは昨年11月に行われた【東海ラーメン祭】も出場。
店舗は、【嵐が如く】【連獅子】【あっ晴れ】のコラボチーム。
そしてその時のチーム名は【三匹の豚野郎】でした。
今回はその【三匹の豚野郎】が新たなる豚を引き連れて再登場。
再登場だから帰ってきたと称し、連れてきた新たなる豚は謎のマスクマン。
その名もマスク・ド・Mと言い、詳細も正体も一切不明です。
写真の男がマスク・ド・Mですが、某有名店の大将に似てる様な・・・(笑)
いや、それはきっと気のせいに違いありませんね(笑)
既にこの時点でかなり面白いのですが、商品名も炒めつけられるですから(笑)
豚野郎炒めつけられるドMのマスク・ド・Mだなんて最高です(笑)
作り手自らが一番楽しんでますし、楽しく仕事をしているのが伝わります。
こういう冗談が出来る大人はカッコイイし、だからこそイイ物が出来る。
もちろん冗談ばかりでなく仕事も抜かりないのが尚更カッコイイ!
雰囲気も良く、チームの結束力もかなり纏まっていました。
ブースの案内は【連獅子】の大前大将、食券は【嵐が如く】の筒井大将。
最後は華麗な空中殺法でマスク・ド・Mさんが提供してくれました(笑)
それではいただきます。

つけ汁は、6種類もの醤油ダレをブレンドした凝った造り。
そこに各店それぞれのタレを持ち寄って配合させたスペシャル仕様のタレをプラス。
その時点既に超絶的な旨さで、そのまま醤油ラーメンとしても提供出来てしまうレベル。
そんなタレのカドを丁寧に削ぎ落し、まろやかな口当たりのタレに仕上げてあります。
そして其処にボリューム感を与えるのは主役である豚をふんだんに使用したスープ。
豚の拳骨・背骨・頭骨など様々な部位から旨味を搾取。
それぞれを長時間煮込んで豚の旨味を極限に引き出して完成させたのがこのスープ。
豚野郎の名に恥じぬ豚満載の至高のスープに、前述の珠玉のタレが融合。
至高と珠玉が合わされば究極のつけ汁に至るのは必然。
背脂がたっぷり入っていますので口当たりはまろやかな甘味。
その中にブレンド醤油の旨味がぶわっと香り立ちます。
重みはありますが、飲み干したくなる極上のつけ汁でした。

麺は、タピオカが配合されたモチモチの極太麺を使用しています。
そう言えば【一八】の油そばもタピオカ入りの自家製麺を使用していましたね。
二郎つけ麺と称していましたから麺に強さは必須条件。
当然ながらそういった定義は満たしており、麺はかなり強烈な歯応え。
極太でワシワシのゴワゴワで咀嚼にも相当時間の掛かる麺でした。
野菜をおかずに麺を喰らうのがポイントですが、それも納得の美味しさでした。
つけ汁は勿論ですが、野菜に寄せた麺というのも面白かったです。

具材は、オレのすべてと称した全のせを無料でトッピングしていただきました。
かなりズッシリした重さだったのでプラスチックの器が歪曲していました(笑)
恐らくは総重量1kgをオーバーしていたでしょう(笑)
しかしながら、それでこその二郎系最強つけ麺と言えるのではないでしょうか。
濃厚な旨味と甘い脂身の豚肉は贅沢にも黒豚を使用しています。
上質な豚肉ですから旨味も半端なくてどんどん箸が進みます。
つけ汁に浸さずに塩コショウの味だけでも十分な美味しさ。
同じく麺を浸さずに豚肉と野菜を絡めて麺と一緒に食べるのも最高でした。
粗挽きの唐辛子も香ばしさは食感を演出し、彩りもカラフルに。
更に突き抜ける様な辛さがつけ汁のテイストにもピタリとハマっていました。
そして適度に味を引き締めるのにも効果的で良い仕事してました。
激辛のニラをつけ汁に投入した味変も良く、旨味のギアを上げてくれました。
コリコリ感がありつつも柔らかな食感のメンマも抜かりなし。
ニンニクを入れた後の破壊力も抜群でした。

自らを豚野郎と名乗るユニットに入ったニューカマーのマスク・ド・Mさん。
そのマスク・ド・Mさんが総合プロデューサーとの事ですが見事な暗躍(笑)
正体は不明ですが、何処か【まるぎん二号】のテイストが色濃く出てた様な・・・(笑)
愛知県ではあまり見ない二郎系つけ麺ですが最高の美味しさでした。
やはり二郎系インスパイアの有名店4店が出す物に間違いはありませんね!
では、次回も引き続き【東海つけ麺祭】の模様を綴っていきます。

ありがとうございました

ではでは皆様、また次回の更新でお会いしましょう!
その時まではも・ち・ろ・ん・・・トーーランキーーロ!!あーーっせんなよ!!
アディオス!!

 

男そば 連獅子ラーメン / 塩釜口駅植田駅(名古屋市営)

昼総合点★★★★★ 5.0

タイトルとURLをコピーしました